日本語学科

西南交通大学日本語学科は中国語教育研究会の常務理事校であり、1993年に西南地域で最初に日本語学科が開設された大学の一つである。1998年から「日本語学研究」の修士を募集し、四川省初日本語修士を募集している大学である。2004年に国務院学位委員会の承認を得、「日本語言語文学」という二級学科修士学位の授与権を取得した。現在「翻訳学(日本語翻訳理論と実践)」と「比較文学と多文化研究」の修士を募集している。

専攻ランキングは全国の上位を占め、2018-2019年の中国の大学教育日本語学科ランキング(武漢大学版)では、全国の上位の11%で、省内第1位、中西部地域の上位6位を取得した。

日本語学科の教員は仕事に情熱を持ち、学術レベルが高く、教育経験が豊富な教員から構成されている。現在13名の教員がおり、そのうち、準教授が3名、修士指導教官が3名、博士(博士コース在籍を含め)が6名、日本人教員が1名いる。また、東京学芸大学の松岡栄志教授を客員教授として招聘している。責任者として担当した研究プロジェクトが30余件、発表論文が50余篇、教科書が6部、訳本10余冊ある。海外交流が活発で、2015年以降、日本の慶應義塾大学、早稲田大学、京都大学、日本国際交流基金、山梨県庁などの一流大学や機関を訪れた教員は8人に達した。

日本語学科は学科の建設と実践の教学を重視している。主要課程の「総合日本語」課程群は四川省精品資源共有課程として編入し、編集された『大学現代日本語』シリーズ教材は四川省の十二五規划教材に入選された。また、「日本語スピーチ大会」、「日本語作文大会」、「日本語カラオケ大会」や「演劇祭」、「グルメ祭」、「日本語コーナー」などの「日本語第二課堂」が行われ、さらに日本神鋼(成都)、言語橋などの機関と共に学外インターンシップ基地を設立し、東京または福岡などでも海外インターンシップ基地を設立している。

学生が公費留学のチャンスが多い。日本語学科は、日本の多くの国立大学、公立大学と提携し、留学生の交換プロジェクトを設けている。そのうち「日本山梨大学交換留学プロジェクト」と「日本県立広島大学交換留学プロジェクト」が、国家留学基金委員会に選ばれ、毎年10人余りの学生が日本に国費で留学できる(13万円/月+往復航空券)。

日本語学科の専項奨学金が多い。神鋼会社は日本語学科の在学生を対象に奨学金を設置し、毎年学生の優秀者を6名奨励する。日本公益財団法人似鳥国際奨学財団は、「西南交通大学ニトリ国際奨学金」を設立し、毎年4人の在学生に1万元ずつ奨励する。

「日本語+」の育成スタイルが特徴である。120年余りの歴史のある西南交通大学の多様な学科の資源を十分に活用し、日本語能力を育成した上で、学生の趣味と長所に合わせて他の専攻の履修科目と第二学位を選択することを励ましている。学生たちは国際レベルの大会で引き続き優れた成績を獲得した。このうち、陳颖さんは2016年5月第11回「中華全国日本語スピーチ大会(西南地域)」で特別賞を受賞した。卒業生は教育、科学研究、外交、CCTVやNHKなどの主流メディア、金融、管理、法律、政治、ソフトウェア、物流、書道など多くの分野で活躍している。

人材育成の質が高く、2018年度の学部卒業生40人のうち、7人は浙江大学、南京大学、武漢大学、天津大学などの国内一流大学また11人は東京大学(2人)、京都大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学などの日本名門大学に合格した。



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